ラ・ラ・ランドを観てみた ミュージカルの素晴らしさ
ラ・ラ・ランド is very nice 映画
これは二人の恋物語。
ジャズピアニストを目指すセブと女優を目指すミア。ふたりの出会いからこの物語は始まる。
やはりミュージカル映画だけあって音楽にこだわっているのが伝わってきた。
劇中歌はすべてこの映画のためにつくられたのこと。その音楽がまたいい。音楽単体でも聴いていたい。
映画を終わった後はすでにサントラをポチっていた。
もともと僕は音楽映画、とりわけミュージカル映画はあまり好きではなかった。
ディズニーに行ったとしてもパレードなんて観ずに乗り物へ走っていくほうだ。
だが、ある程度の年を重ねていくと、やっとミュージカル映画のよさがわかってきた。
ただ、ここの何がいいとかそういう細かいことはわからない、なぜか聞いていると自分の気持ちが揺れ動く。楽しい曲調は自分の体を揺らしたくなり、悲しい音楽は胸にダイレクトに響いてくる。それがセブとミアの動きに合わせて僕の視界を奪う。
何とも言えない気持ちだ。
人間は視覚が一番重要だと聞いたことがあるがそれに異論はない。けれども、僕は今まで耳を軽視していたのかもしれない。
むしろ、目での感動もあるが、それは同時に音もあるからだ。
音楽という文化はどの世界にもある。
昔からずっと受け継がれてきた。江戸時代、戦国時代、もしかしたらそれ以前にも、もっとあるだろう。それだけ長い歴史がある音楽に、この年齢になりやっと気づいた。
昔からバンドや音楽関係の活動をしてきた人には当たり前の感覚だろうが、
音楽は素晴らしい。
それに合わさるコミカルな音楽を表すダンスや動き。
観るものの目、耳、空気、心を奪ってくる。それが心地よい。
そして
これが、ミュージカル。僕の心に元気を与えてくれる。
僕はこの映画を見たおかげで生のミュージカルが観たくなった。
生での迫力を直に感じてみたくなった。
もしかしたら、これから僕はミュージカルにハマっていくかもしれない。
だとしたら、この映画は僕の人生に新たな価値を気づかせてくれた。ここまで大げさにいうのも本当に素晴らしい映画だったからである。
ぜひ、観ようか迷っている方がいたら絶対にお勧めする。
ポップコーン、ジンジャエールを両手に持ち、映画館へ行ってほしい。
こんな気持ちになったのは久々だ。
読んでくれてありがとう。
そして、ぜひ観てください。